地味だけれど大事な役割を果たす、破風板って何？

2022年03月29日(火)

栃木市・小山市・佐野市・下野市・足利市・野木町

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皆さんは、写真の赤丸部分、

屋根の先端部分に取り付けられた

”破風板”　ご存知でしょうか？

破風板の目的は屋根の内部や屋根瓦の下に

雨風などが入ることを防止することです。

つまり、場所的にも、屋根や外壁と同じくらい

雨や風の影響を受けやすいため、

メンテナンスが必要となるのが、破風板です。

破風板の素材は主に3種類あります。

１．窯業系

その耐久性、美観性、耐火性の良さから

最近の住宅にはよく使われている建材です。

耐久性はいいものの、主成分がセメントですので

吸水性が高く、水による影響を

受けやすい建材でもあります。

そのため、塗装による防水処理の

メンテナンスを定期的に行って、

その機能を常にいい状態に

保つことが重要となります。

ちなみに・・防水性が低下すると・・
雨水が浸入し、凍害で爆裂を引き起こし

表面にひび割れなどが発生してしまいます。

２．木系

こちらは、少し前には一般的だった建材。

今でも、築20年くらいの住宅には

使用されていることがあります。

木材は皆さんもご存知のように

呼吸を繰り返すことで伸縮したり

反ったりしていくため、

耐久性には優れていません。

そのため、長持ちせず不具合が見つかることもあります。

そのため、木材を使用する場合には

呼吸がしやすい透過性が高い塗料の選択が不可欠です。

３．金属系

（トタン・ガルバリム鋼板もなども含む）

窯業系同様、耐久性、美観性に優れており、

最近の住宅に使用されることが多い建材です。

金属系にとって大切なのは下地処理。

ケレンによる下地処理と専用の

下塗り材の選定は慎重に行います。

そうしないと、

こちらも早期不具合の原因となります。

どのような素材でも、

きちんとした処理を施すこと、

定期的なメンテナンスを行うことが大切です。

気になることがある方はお気軽にご相談ください！

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