栃木市・佐野市の皆様こんにちは!
地域密着の屋根・外壁塗装専門店
プロタイムズとちぎ店です!
いつもブログをお読みいただき
誠にありがとうございます!
今回は火災が適用される雨漏り修理
『条件と注意点まとめ』について
お話しできたらと思います^^
今回のブログを執筆させていただく
アシスタントの名渕です!☺
🔴火災等でお困りごとはこちら⇩⇩⇩
皆さんのまわりでもゲリラ豪雨などの
大雨や大型化が進んでいる台風などで
雨漏りを経験されたという方は
増えていっているのではないでしょうか?
この記事をご覧の方の中には
「雨漏りの修理に火災保険を使える」
という情報をどこかで得られた事と思います。
雨漏り修理は火災保険を適用することが
できますが適用されるには条件があるので
注意が必要です。また、これを悪用する
業者もいるので火災保険を利用する際は
気をつけなければなりません。。。
この記事では、火災保険についての適用条件
ポイントを紹介します。正しい知識を身に着け
🔥火災保険をうまく活用しましょう!!
急な火災にお困りの方はこちら⇩⇩
🌂目次☔
1.火災保険で雨漏り修理はできる!適用される条件とは?
1-1.自然災害の影響による雨漏りは適用される
1-2.被害を受けてから「3年以内」に申請が必要
1-3.保険の種類によっては少ない修理費用だと
保険料が受け取れない
2.火災保険が適用されるまでの手順
2-1.保険会社、保険代理店へ連絡
2-2.保険会社からの案内・書類の記入、申請
2-3.保険会社による現場調査
2-4.現場調査結果の連絡を受ける
2-5.雨漏りの補修工事を行う
3.悪徳な修理業者に要注意!信頼できる業者の選び方
3-1.悪徳な修理業者の甘い話には要注意
3-2.保険が適用されるまでは工事の契約をしない
3-3.優良業者の探し方
まとめ
1.火災保険で雨漏り修理はできる!適用される条件とは?
雨漏り修理は、火災保険を使うことができますが
適用条件があります。ひとつずつ紹介していきます。
1-1.自然災害の影響による雨漏りは適用される
火災保険が適用されるケースとしてまずは
雨漏りの原因が「自然災害によるものか」
が重要となります。経年劣化や人的な被害による
雨漏りの場合は火災保険が適用されません。
◎適用されるケース|「風災」「雪災」「雹(ひょう)災
▽【風災】
詳細➡台風、竜巻、防風、強風
旋風等の強い風による被害
具体例➡
・瓦のずれ
・雨樋や屋根の変形、破損
・飛来物による破損 等
▽【火災】
詳細➡大雪、雪崩等による被害
具体例➡
・屋根に積もった雪の重みによる被害
・積雪の落下による破損
・雪解け水による被害 等
▽【雹災】
詳細➡雹による被害
具体例➡・雹による屋根の破損 等
審査結果が出るまで、自然災害として
・高潮・土砂崩れ等の自然災害を指します。
補足
まずは、加入している火災保険の
保険証券を確認しましょう。ない場合は、
保険会社へ問い合わせしましょう。
保険の種類は、大きくわけて住宅火災保険と
住宅総合保険の2種類です。
災害被害ごとの適用条件早見表(加入されている保険と異なる場合があります)
※「水漏れ」とは、給排水施設に生じた
事故または他の戸室で生じた事故による
水漏れを指します。雨漏りのことではありません。
🔵火災保険と
🔴火災共済の違い
火災保険とは別に火災共済があります。
共済額補償額や補償の範囲等が異なるため
間違えないよう注意しましょう。
▽【運営】
火災保険➡保険会社
火災共済➡非営利団体
▽【補償の範囲】
火災保険➡
火災・風災・雪災・雹災・水災・落雷・落下
飛来・衝突・破裂・爆発・盗取・損傷・汚損 等
火災共済➡火災・風水害 等
▽【支払い限度額】
火災保険➡大きい
火災共済➡少ない
1-2.被害を受けてから「3年以内」に申請が必要
保険法により雨漏りが発生してから
3年以内に申請しないと
時効をむかえてしまいます。
また、上記に記載した通り自然災害で
被害を受けたとしても時間が経つと
「経年劣化」として扱われる可能性も
大きくなってきます。3年以内といえど
できる限り早く申請しましょう。
保険法 第95条(消滅時効)
保険給付を請求する権利保険料の返還を請求する
権利及び第63条又は第92条に規定する
保険料積立金の払戻しを請求する権利は
これらを行使することができる時から
3年間行使しないときは、時効によって消滅する。
【強行規定】
1-3.保険の種類によっては少ない修理費用だと保険料が受け取れない
雨漏りの修理に火災保険を適用する場合
保険の種類によって保険料の
受け取り可否金額が変わります。
●免責方式の場合
免責方式とは、予め自己負担額(免責金額)
を決めておくタイプのものです。
例:自己負担額5万円に設定していた場合
受け取れる場合
:損害額40万円 ー 自己負担額5万円
= 受取保険料35万円
受け取れない場合
:損害額1万円 ー 自己負担額5万円
= 受取保険料0円
上記のように、自己負担額として設定していた
金額よりも損害額が小さい場合保険料は発生せず
自身で負担することになります。
●損害額20万円以上型の場合
損害額20万円以上型の場合、損害額が
20万円以上の場合のみ、保険料を上限まで
受け取ることができます。
受け取れる場合
:損害額40万円 = 受取保険料40万円
(※上限が40万円以上の場合)
受け取れない場合
:損害額19万円 = 受取保険料0円
保険会社によって、保険のタイプは異なります。
火災保険を申請する場合は、まずは加入している
保険がどちらのタイプなのか、確認しましょう。
2.火災保険が適用されるまでの手順
具体的な申請の流れと適用されるまでの
ポイントをご紹介します。
これから紹介する一連の作業はご自身で
おこなうことができますが、見積書や報告書の
作成等専門性が高く難しい作業となる為、
修理業者へ依頼することとなります。
「火災保険の申請のため」と事前に伝えれば
スムーズに対応をおこなってくれますが
業者選びには十分注意が必要です。
2-1.保険会社、保険代理店へ連絡
まずは、保険会社または保険代理店に、
被害の内容(雨漏りの原因等)を説明します。
その際に、詳しい状況を説明できるほうが
良いので、予め修理業者に相談し、見積や
報告書を作成してもらっておくとスムーズです
2-2.保険会社からの案内・書類の記入、申請
保険会社から書類が届きます。
申請時に提出する主な書類は下記3点です。
①保険金請求書
②事故状況報告書・損害箇所の写真
③修理費見積書
報告書には下記内容を記述しておくと良いでしょう。
・契約者氏名、保険証書番号
・損害発生の日時
・損害発生の状況
・事故の原因
・損害のあった家の住所
・損害箇所を示した家の見取り図 等
2-3.保険会社による現場調査
申請を受けた保険会社が損害鑑定人を派遣し、
現場調査を実施します。具体的には、
第三者機関のプロの鑑定人が、
保険申請内容をもとに現場調査をおこない
損害状況の調査や自然災害による被害の有無
被害額を算定した報告書を作成し、
依頼された保険会社に報告書を提出します。
2-4.現場調査結果の連絡を受ける
現場調査の結果を受けて保険会社が審査を
おこない、申請内容が認められれば、
加入者へ保険金が支払われます。
連絡を受けたら、修理業者へ雨漏りの
補修工事を依頼しましょう。
2-5.雨漏りの補修工事を行う
雨漏りの補修工事は、かならず申請が
下りた後におこないましょう。雨漏りの
火災保険申請は、必ずしも申請が下りる
とは限りません。経年劣化によるものと
見なされた場合、申請は下りずに保険金は
支払われませんので必ず申請が下りた後に
修理業者と補修工事の契約を行うように
してください。以上が一連の流れです。
手順について下記図も参考にしてください。
(赤字が保険加入者ご自身で行う作業)
3.悪徳な修理業者に要注意!信頼できる業者の選び方
火災保険を使用して雨漏りの補修をおこなう際
必ず修理業者をご自身で探す
必要があります。修理業者から
「火災保険を使って雨漏りの補修工事ができます」
と言われてから火災保険の申請を
検討している方もいるかもしれませんが
2章で説明した通り火災保険を使用して
雨漏り修理をする際に、まずは修理業者へ
見積依頼を行います。その時、火災保険の
保険金申請を口実に工事契約を迫ったり、
保険金をだまし取ろうとする悪徳業者が
少なからず存在するということに
十分注意してください。
3-1.悪徳な修理業者の甘い話には要注意
「自己負担ゼロで修理ができます」
「申請は絶対に通ります」
などという修理業者には注意が必要です。
契約している保険内容は、各家それぞれ
異なりますし、1章で述べたとおり
火災保険が絶対に適用されるという
保証はありません。。。
また、このような修理業者に見積りや
報告書の作成の依頼をすると、工事の契約を
迫ってくる可能性もあります。
実際に工事を依頼した際に「申請手数料」等
といって保険金の2~3割程度の額を
請求してきたり、工事を断ったら
キャンセル料を請求してくる業者もいます。
3-2.保険が適用されるまでは工事の契約をしない
このように、火災保険を餌に工事を勧める
悪徳な修理業者によるトラブルを回避する
ために必ず火災保険が適用されるまでは
工事の契約はしないようにしましょう。
契約してしまった場合申請が通らなかった際に
自己負担で工事をしないといけなくなる
可能性があります。まずは、火災保険申請の
ための現場調査と見積り作成を依頼し
火災保険の申請が通ったら工事をする旨を伝え
工事の契約は申請が下りた後におこないましょう。
また、保険の申請は必ず自分でおこないましょう
加入者本人でなければ申請はできません。
「代理で申請します。」などと言ってくる
修理業者とは契約してはいけません!!!
3-3.優良業者の探し方
では、良い業者はどのようにして
探したら良いでしょうか??
まずは、火災保険を適用した工事の
実績がある修理業者へお願いすることです。
実績がある業者は、火災保険の申請の
流れ等を把握しているため、スムーズに
進めることができるでしょう。
実績の有無は、ホームページをチェックして
みてください、ホームページに記載のない
場合は問い合わせ時に確認しましょう。
また、雨漏りの原因特定はとても
難しいといわれています。
雨漏りの調査が適当で原因を正しく
特定できなかったり、修理が雑な業者に
依頼した場合、雨漏りが直らずに
何度も追加費用を支払うことにもなります。
雨漏り修理の実績が豊富にあり、
散水調査等、現場調査を入念に
おこなってくれる業者を選びましょう。
まとめ
いかがでしょうか??
火災保険を使って雨漏りの
修理をおこないたい場合は
①加入している火災保険を確認する
②雨漏りの原因が自然災害によるものか調査する
③悪徳な修理業者に注意し信頼できる修理業者へ依頼する
この3点に注意してください。
火災保険の知識を正しく身につけ
有効活用しましょう。
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