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【栃木県版】失敗しない屋根リフォーム術|費用相場から業者選びまで
2025年01月27日(月)
栃木市・佐野市の皆様こんにちは!
地域密着の屋根・外壁塗装専門店プロタイムズとちぎ店(株式会社とちのき塗装テック)です!いつもブログをお読みいただき、誠にありがとうございます!
「最近、天井にシミがあるのに気付いたけど大丈夫かな…」
「大きな地震が来たとき、古い屋根が耐えられるか心配だ…」
そのようにお考えではありませんか?
屋根をリフォームしようと思っても、リフォームのタイミングや劣化の状態、コストについてわからず、不安があるかもしれません。
この記事では、屋根のリフォーム工事の種類や特徴、屋根材ごとのメリット・デメリット、リフォームにかかる費用について解説します。
また、リフォームをするべきタイミングや工事の流れと工事期間、外壁塗装とセットで工事をするメリット、屋根リフォーム会社の選び方について説明します。
この記事を読むことで、屋根リフォームの費用やタイミングについて知ることができるでしょう。
1.あなたの家に最適な選択を! 屋根リフォームの種類と特徴
屋根リフォームと言っても、様々な特徴があります。工事を行うときは、どのような点に注意すればよいのでしょうか。
ここでは、工事の種類や費用相場、工法ごとのメリット・デメリットについて解説します。
屋根リフォーム工事の種類
はじめに、屋根リフォーム工事の種類についてまとめます。
工事の種類 | 工事内容 |
屋根葺き替え工事 | 今の屋根を取り外し、新しい屋根材を設置 |
カバー工法 | 今の屋根をそのままにし、新しい屋根材を上からかぶせる |
屋根塗装工事 | 屋根を洗浄し、屋根材にあった塗装をする |
部分修理 | 部分的な破損に対応する |
既存の屋根材を取り外し、新たに屋根を設置する葺き替え工事の場合、薄い板状の屋根材のスレート瓦や鉄板をベースにし、亜鉛やアルミニウム、シリコンなどをメッキした鋼板であるガルバリウム鋼板を使うのが近年人気です。耐久性を重視する場合は、粘土瓦などを使用します。
工法ごとのメリット・デメリット
先ほど紹介した、4つの工法のメリット・デメリットについて見てみましょう。
工事の種類 | メリット | デメリット |
屋根葺き替え工事 | l 屋根材を良い状態で保存できる
l 軽量の屋根材を選ぶと、地震時の倒壊リスクを減らせる |
l 屋根工事の中では最もコストが高く、廃材処理費が発生する |
カバー工法 | l 廃材処理費が不要
l 工期が短くなるため、費用を圧縮できる l 屋根の断熱性や遮音性が高まる |
l 通気口が必要で、そのための工事費用が発生する |
屋根塗装工事 | l 選ぶ塗料によっては費用を抑えられる
l 工期を短縮できる |
l 耐久性の低い塗料を選ぶと、長期的にコスト高になる
l 屋根材が傷んでいる場合は塗装ができない |
部分修理 | l コストを安く抑えられる
l 必要な部分だけ修理できる |
l 状態によって追加料金が発生する可能性がある |
どの方法も一長一短があるため、塗装業者と綿密に打ち合わせつつ、自宅の状態にあった工法を選ぶ必要があります。
2.屋根材の種類とメリット・デメリット
屋根材とは、屋根に取り付ける仕上げ材のことです。住宅を風雨から守るには、適切な屋根材を選ぶ必要があります。
ここでは、5つの屋根材のメリット・デメリットを紹介します。
屋根材 | メリット | デメリット |
粘土瓦 | l 高い耐久性
l 防音性に優れる l 和風住宅にぴったり l 耐火性に優れる |
l 重い
l 葺き替え費用が高い l 下地や漆喰が傷みやすい |
スレート瓦 | l 低コスト
l 種類が多い l 耐震性・耐火性に優れる |
l 塗膜の防水機能が経年劣化で消える
l 寒冷地に不向き l 防音性に難がある l 断熱性が低い |
アスファルトシングル | l シート状のため複雑な形の屋根にも対応
l 耐久性・防水性・断熱性・防音性に優れる l カバー工法を行える |
l 高コスト
l 施工可能な業者が少ない l はがれやすい |
ガルバリウム鋼板 | l スレート瓦の上から施工できる
l 耐久年数が長い l 軽量で耐震性に優れる l 断熱効果がある |
l 若干高コスト
l 長期間の浸水に弱い l 塩害に弱い l 防音性に難がある l 傷つきやすい |
ジンカリウム鋼板 | l 耐久性が高い
l 防音性がある l 幅広いデザインがある l 他の金属屋根よりもさびや塩害に強い l 色褪せにくい |
l 施工可能な業者が少ない
l 輸入品がほとんど l 価格がやや高め l 太陽光パネルの設置に制限がある |
屋根材によってメリット・デメリットがはっきりしているため、自分のニーズと合致しているか、よく確認して選びましょう。
3.栃木市の屋根リフォームの気になる費用は?
実際に屋根をリフォームするときは、どのくらいの費用が掛かるのか気になるのではないでしょうか。
ここでは、修理工法・屋根材・面積に注目し、それぞれの費用相場を紹介します。
また、費用を抑える方法として補助金の有無や相見積もり、火災保険の適用についても解説します。
修理工法別の費用相場
屋根リフォームの修理工法の違いで、どの程度のコストの違いがあるのでしょうか。
工事の種類 | 費用相場 |
屋根葺き替え工事 | 100万円~ |
屋根カバー工法 | 75万円~ |
屋根塗装工事 | 25万円~ |
部分修理 | 5万円~ |
最も高額になるのは、屋根を取り外して新しい屋根材にする葺き替え工事で、カバー工法は葺き替えよりもリーズナブルに行えます。
カバー工法の方が低コストである理由は、既存の屋根をそのまま残すため、廃材費用が不要であるからです。
コストを抑えたいのであれば、屋根塗装工事や部分修理がおすすめです。ただし、工事に加えて足場代として10~20万円が必要となります。
屋根材ごとの費用相場
どの屋根材にするかによっても、費用が大きく異なります。
屋根材 | 1㎡あたりの費用 |
粘土瓦 | 8,000~12,000円 |
スレート瓦 | 4,000~6,000円 |
アスファルトシングル | 8,000~12,000円 |
ガルバリウム鋼板 | 6,000~9,000円 |
ジンカリウム鋼板 | 7,000円程度 |
最もコストがかかるのは粘土瓦やアスファルトシングルです。そのかわり、両者とも耐久性に優れているため、長期的なメンテナンスコストを抑えることができます。
一方、スレート瓦は最も低コストですが、耐久性の面で注意が必要です。また、凍害に弱いというデメリットがあるため、北海道などの寒冷地ではスレート瓦を使用しないのが一般的です。
コストパフォーマンスや施工のしやすさなどを考えると、最もバランスが良いのはガルバリウム鋼板となるでしょう。
屋根面積毎の費用相場
屋根修理のコストは、面積が大きいほど高額になるのは想像できるでしょう。
また、実際の塗装面積は「床面積」とは異なります。
実際の塗装する面積は「塗装面積」としておおよそ、床面積×1.1で求めることが可能です。
したがって、30坪(約100㎡)であれば、屋根面積は110㎡前後となります。
たとえば、1㎡あたり6,000円のガルバリウム鋼板を使用した場合は、66万円となります。これに、工賃や足場代などを加算します。
弊社では、坪数をもとに㎡を割り出す方法は実際の見積もりの際には使用しません。実際に屋根面積を求める際には、実測値をもとに、CADと呼ばれるコンピュータソフトの使用をし正確な屋根面積を算出します。
部分修理の場合、修理内容と修理箇所によって費用が異なります。
修理内容 | 費用目安 |
漆喰や瓦屋根の補修工事 | 足場代込みで30万円~ |
コーキング補修工事 | 打ち替え:1㎡あたり900~1,500円
打ち増し:1㎡あたり500~1,000円 |
棟板金交換 | 足場代込みで30万円~ |
雨樋 | 1㎡あたり3,000円~ |
屋根の修理費用を抑える方法
屋根の修理には多額の費用がかかります。少しでも費用を抑えるには、以下の3つを活用するのがベストです。
- 補助金
- 相見積もり
- 火災保険の適用
県や市町村が独自に補助金を設けている場合があれば、それを利用するのが効果的です。
残念ながら、栃木県や栃木市、佐野市で実施している屋根修理の補助金はありませんでした。
しかし、空き家を購入した場合や、所有している空き家を修理する20万円以上の工事の場合は、リフォーム費用の半分(限度額50万円)を補助してもらえる制度があります。
次に活用するのは、相見積もりです。
相見積もりとは複数の業者に見積もりを提出してもらうことで、価格や工事内容を比較する方法です。これにより、費用を安くできる可能性があります。
また、自然災害により屋根が損傷した場合は、火災保険の適用対象となる可能性があります。
どの方法であっても、工事の見積もりが必要です。
プロタイムズとちぎ店では、屋根の修理や塗装に関する問い合わせを無料で承っています。
不安な点や修理の見積もりなどについて、電話やメールで問い合わせることができます。特にメールは24時間受け付けているため、時間を気にせず問い合わせることができます。
詳しくは、プロタイムズとちぎ店にアクセスしてください。
屋根葺き替え工事については、こちらの記事も併せてご覧ください。
関連記事 ▶プロタイムズとちぎ店|ブログ
『栃木市在住の方必見!屋根葺き替えの基礎知識や相場について徹底解説!』
4.屋根の悲鳴を見逃すな! リフォームが必要なサインとは?
屋根のリフォームはどのタイミングで行うのがよいのでしょうか。ここでは、屋根のリフォームが必要なサインと放置した場合のリスクについて解説します。
屋根の寿命
はじめに、屋根材の耐用年数について紹介します。
屋根材 | 耐用年数 |
粘土瓦 | 半永久的 |
スレート瓦 | 約7~8年 |
アスファルトシングル | 約10~30年 |
ガルバリウム鋼板 | 製品ごとで異なる |
ジンカリウム鋼板 | 約30~50年 |
粘土瓦などでないかぎり、築年数が10年以上経過している場合、経年劣化の可能性が出てくると考えてよいでしょう。
リフォームのサイン
屋根修理が必要なサインには、以下のようなものがあります。
- 瓦の滑落
- 棟板金の浮きや抜け
- 漆喰の劣化や剥がれ
- コケやカビの発生
- ひび割れや瓦の反り
- 天井のシミ
- 雨樋の詰まり
これらのサインが現れた場合、塗装会社などに連絡して無料点検を受けたほうが良いでしょう。
プロタイムズとちぎ店では、「お家の健康診断」を実施しています。
住宅に関する不安がある方は、劣化状況や必要な補修工事がわかるお家の健康診断を受けてみてはいかがでしょうか。
リフォームしなかった場合のリスク
屋根修理のサインを見逃さないことは、住宅の維持管理において非常に重要です。
特に気をつけるべきは雨漏りの兆候で、天井にシミを見つけた際は要注意です。
雨漏りを放置してしまうと、住宅の構造に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
まず、建物の腐食が徐々に進行し、それに伴ってシロアリが繁殖しやすい環境が作られてしまいます。外観からは気づきにくいものの、家の内部がシロアリによって密かに蝕まれていくというケースも少なくありません。
さらに、湿気の増加によってカビやダニが発生しやすくなり、それらが増殖することで、居住者の健康を脅かす原因となります。アレルギー症状や呼吸器系の問題を引き起こす可能性も考えられます。
このような事態を防ぐためにも、屋根に関する異常を感じたら、すぐに塗装業者などの専門家に相談することをお勧めします。
早期発見・早期対応が、将来的な大きな被害を防ぐ最も効果的な方法といえます。
5.知っておきたい! 屋根リフォームの流れと工事期間
屋根工事の流れは、以下のように進みます。
1. 問い合わせ
2. 現場調査
3. 調査報告の説明
4. 契約
5. 着工
6. 工事完了の報告
7. アフターフォロー
屋根の修理を行う際は、騒音や振動が発生する可能性があります。足場を組む際や作業などで大きな音が発生する可能性があるため、近隣住民への説明や配慮が必要となります。
プロタイムズとちぎ店では工事が始まる前に、近隣のお宅に伺い説明をしているため、お客様自身で説明する必要はありません。
屋根リフォームの工事期間は、工事の内容や天候によって異なります。詳しい内容については、リフォームを行う塗装業者などにお問い合わせください。
6.一石二鳥でお得に! 外壁塗装との同時リフォームのススメ
屋根のリフォームを考えているなら、外壁塗装も一緒に行うことをおすすめします。その理由は主に3つあります。
1つ目は工事期間を短くできること。別々に工事するより、まとめて行う方が全体の工期を短縮できます。
2つ目は費用の節約です。工事に必要な足場を1回で済ませられるため、足場代を大幅に抑えることができます。
3つ目は見た目の調和です。屋根と外壁の色を同時に選べるので、バランスの取れた美しい外観にすることができます。
このように、屋根リフォームと外壁塗装は同時に行うことで、時間的にも経済的にもメリットが大きいのです。ただし、工事を依頼する塗装業者については、信頼のおける業者を選ばなければなりません。
次の項目で、選び方を詳しく説明します。
7.失敗しない! 屋根リフォーム会社選びのポイント
屋根リフォーム業者選びで失敗しないためには、以下のポイントに注意が必要です。
まず、地域密着型の業者を選ぶことをお勧めします。
緊急時の対応が早く、工事後のアフターフォローも安心です。また、地域の気候や建築事情に精通しているため、適切な提案が期待できます。
見積書は必ず複数の業者から取得し、内容を細かくチェックしましょう。材料費、工事費、足場代などの内訳が明確で、追加費用の有無も確認することが重要です。
業者の資格や実績、保証内容も重要な判断基準です。建設業許可の有無、施工実績件数、工事保証の期間と範囲を確認しましょう。
最後に、実際の施工例や口コミ評価をチェックします。
近隣での施工実績があれば現場を見学させてもらうのも良いでしょう。ネット上の評判だけでなく、可能であれば実際の顧客の声を聞いた方がよいでしょう。
プロタイムズとちぎ店のホームページでは実際のお客様にアンケートを記入していただいており、その回答を一部公開しています。
「お客様の声」はこちらからご覧ください。
プロタイムズとちぎ店では、高品質な「お家の健康診断」を実施しています。
外壁劣化診断士が、住宅の劣化状況や雨漏りリスクを診断し、10ページ以上の報告書を提出します。
見積もりも、1種類だけではなく、5種類提出し、顧客が比較検討しやすいようにしています。
屋根についてお困りの方は、遠慮なくお問合せください。
8.栃木市の屋根リフォームはプロタイムズとちぎ店(株式会社とちのき塗装テック)にお任せ
今回は、屋根リフォームについて解説しました。
屋根リフォームには、葺き替え工事、カバー工法、屋根塗装工事、部分修理の4種類があり、それぞれに特徴があります。
屋根材の選択も重要で、粘土瓦、スレート瓦、アスファルトシングル、ガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板など、様々な選択肢があります。
費用は工法や材料によって大きく異なり、最も高額な葺き替え工事で70万円以上、最も安価な部分修理で5万円程度からとなります。リフォームが必要なサインとしては、瓦の滑落や棟板金の浮き、漆喰の劣化などがあり、早期発見・早期対応が重要です。工事を依頼する際は、地域密着型の信頼できる業者を選び、複数の見積もりを取得することをお勧めします。
屋根リフォームや外壁塗装は、プロタイムズとちぎ店にご相談ください。どのようなことでも構いませんので、遠慮なくお問い合わせください。
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