栃木市・小山市・佐野市・下野市・足利市・野木町の皆様
こんにちは!栃木県栃木市・小山市・佐野市・栃木市 地域密着の屋根・外壁塗装専門店プロタイムズとちぎ店の高橋です!
最近は木部を使ったお家は少なくなってきています。
それは木部は劣化が早くメンテナンスが大変であるからと言われています。しかしながら、和風住宅に見られる重厚感やぬくもり感は木部だから出せるもの。というわけで今回は、私が担当させていただいた木部をたくさん使ったお家の塗装についてのお話です。
今回塗装させていただいたのはタイトル画像にある立派な和風住宅。破風、軒いたるところに木が使われています。
傷み具合はというと・・・
こんな感じでした。木部の塗装にはいろいろな種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
①浸透タイプ
浸透タイプの塗料は木材の内部に浸透していくことで木部を保護します。メリットとしては表面に塗膜ができないため、木が持つ質感を維持できるということが挙げられます。
デメリットは浸透タイプの塗料はカビがつきにくいという「防カビ性」があるものの、耐水性では劣ります。
保護力があまりないため、耐用年数も短めです。
②造膜タイプ
既存の木材の上に、塗料で膜を形成して使用します。撥水性があり、耐久性が高いというメリットがあります。
デメリットとしては木材の上に膜が張る為、木目などの木質は失われるという事や下地処理の仕方が悪いと木の収縮についていけずに表面塗膜が割れたり剥がれてしまうという事が挙げられます。
施主様は、『日の当たる矢切り(破風板)部分はできるだけ長持ちさせたいけど、軒天や垂木といった箇所は木部の風合いを残したい気もするし・・・・』かなり悩んでいた様子。
そこで私が提案した施工方法方は・・・・
続きは次回【木部塗装は難しい?②】にて。