スタッフブログ
屋根塗装は必要ない??
2024年04月11日(木)
栃木市・小山市・佐野市・栃木市
足利市の皆様こんにちは!
いつもブログをお読みいただき
誠にありがとうございます!
今回のブログを執筆させていただく
アシスタントの名渕です!☺
今回は疑問に思う方も多い‘‘屋根塗装は必要?‘‘
について詳しくお話しできたらと思います!
「屋根塗装は必要ないのでは?」
“屋根塗装は必要ない”というのが本当なのか
調べている方は少なくないでしょう。
屋根の種類によっては、屋根塗装が必要ない
場合もでてきます。
また、屋根の劣化の具合によっては、
・もう屋根塗装は必要ない
・今はまだ屋根塗装によるメンテナンスが必要ない
という事があります。この記事では、
屋根塗装が必要ない場合と屋根塗装が必要な場合
について解説していきます!ぜひ、この記事が
皆さんの参考になればと思います!!
目次
1.種類によっては屋根塗装は必要ない
2.屋根の劣化の進行具合によっては、屋根塗装は必要ない
3.屋根塗装は必要ない or 屋根塗装が必要|迷った場合の賢い対処法
4.屋根のメンテナンスにかかる費用相場
まとめ
1.種類によっては屋根塗装は必要ない
1-1.「粘土瓦(ゆう薬瓦・いぶし瓦)」は塗装が必要ない
屋根の種類が「粘土瓦(ゆう薬瓦・いぶし瓦)」
の場合、塗装による
メンテナンスは必要ありません。
塗装が必要ない屋根(塗装が不要な屋根) |
---|
・粘土瓦(ゆう薬瓦・いぶし瓦) |
粘土瓦(ゆう薬瓦・いぶし瓦)
「我が家の屋根は粘土瓦?その他の種類の屋根?」
など、お住まいの屋根の種類がわからない場合は
お住まい購入時の資料等を確認してみてください。
粘土瓦(ゆう薬瓦・いぶし瓦)はメンテナンス
の必要はありませんが、「屋根の色を変えたい」
といった理由で塗装をすることは可能です。
※塗膜(塗装後にできる塗料の膜)時間の経過
とともに劣化します。そのため塗装した粘土瓦
(ゆう薬瓦・いぶし瓦)の美観を保ちたいと考
える場合には塗装する必要があります。
1-2.「粘土瓦(ゆう薬瓦・いぶし瓦)」以外の屋根は塗装が必要
基本的に、「粘土瓦(ゆう薬瓦・いぶし瓦)」
以外の屋根はメンテナンスが必要です。定期的
に塗装によるメンテナンスをすることで、
屋根を長持ちさせることができます。
➡塗装が必要な屋根
・スレート屋根(カラーベスト・コロニアル ほか)
・セメント瓦
・乾式コンクリート瓦(モニエル瓦)
・金属屋根(ガルバリウム鋼板 ほか)
※お住まいの屋根の種類がわからない場合は、
お住まい購入時の資料等を確認してみてください。
2.屋根の劣化の進行具合によっては、屋根塗装は必要ない
基本的に、粘土瓦(ゆう薬瓦・いぶし瓦)以外の
屋根は塗装によるメンテナンスが必要ですが、
屋根の劣化の進行具合によっては、
・もう屋根塗装は必要ない
(塗装でメンテナンスできる時期を過ぎてしまっている
※屋根塗装以外のメンテナンスが必要)
・今はまだ屋根塗装は必要ない
(塗装によるメンテナンスが必要な時期をまだ迎えていない)
という場合もあります。
2-1.屋根の劣化が大きく進行している場合、塗装は必要ない(※塗装以外のメンテナンスが必要)
粘土瓦(ゆう薬瓦・いぶし瓦)以外の屋根は
塗装によるメンテナンスが必要ですが、
屋根の劣化が大きく進行している場合は、
屋根塗装でメンテナンスできる時期を過ぎて
しまっているため、屋根塗装ではなく、
「葺き替え」
「カバー工法(重ね葺き)」
などの方法で、屋根のメンテナンスをする
必要があります。具体的には…屋根に以下のよ
うな劣化症状が見られる場合屋根塗装ではなく
葺き替え・カバー工法(重ね葺き)など方法で
メンテナンスをする必要があります。
■葺き替え・カバー工法(重ね葺き)による
メンテナンスが必要な劣化症状
例)
・屋根材がダメになっている
・屋根の下の防水シートが傷んでいる
・屋根の下の野地板が腐食している
●葺き替え
古い屋根をすべて撤去し、必要に応じて
ルーフィング(防水シート)や野地板などを
補修したうえで、新しい屋根を施工する工法。
●カバー工法(重ね葺き)
既存の屋根はそのまま残し
上から新しい屋根をかぶせる工法。
2-2.築年数が浅い場合は、まだ塗装は必要ない可能性が高い
基本的に、粘土瓦(ゆう薬瓦・いぶし瓦)
以外の屋根は塗装による
メンテナンスが必要ですが、
・お住まいを建ててから数年以内など
築年数が浅い場合
・屋根の葺き替え・カバー工法
(重ね葺き)をして数年以内
などの場合、今はまだ屋根塗装による
メンテナンスは必要ない可能性が高いです。
誤解のないようにしていただきたいのは、
“今はまだ必要ない”というだけで、この先も
ずっと屋根塗装によるメンテナンスが
必要ないというわけではないということです。
一般的には、お住まいを建ててから or 屋根の
葺き替え・カバー工法をしてから10年前後に
は塗装が必要となる可能性が生じます。
「築年数が浅い」
「屋根の葺き替え・カバー工法(重ね葺き)
をして数年以内」
などの場合でも、屋根の種類・製品、住まいの
環境(気候、日当たり、周辺に工場があるか、
沿岸地域かどうか)などによっては、早々に屋根
の劣化が進行し、すでに塗装によるメンテナンス
が必要な時期を迎えていることもあります。
2-3.築10年前後が経過している場合、屋根塗装が必要な時期を迎えている可能性あり
・お住まいを建ててから10年前後
・屋根の葺き替え・カバー工法(重ね葺き)
をして10年前後
などの場合、屋根塗装によるメンテナンスが
必要な時期を迎えている可能性があります。
※基本的に、粘土瓦(ゆう薬瓦・いぶし瓦)
以外の屋根は、メンテナンスが必要です。
“10年前後”というのは、あくまで目安
屋根の耐久年数は、屋根の種類・製品によって
異なります。また、屋根の劣化の進行スピード
は、住まいの環境(気候、日当たり、周辺に工場
があるか、沿岸地域かどうか)によっても大きく
異なります。そのため、お住まいを建ててから or
屋根の葺き替え・カバー工法(重ね葺き)
をしてから10年を待たずに早々に屋根塗装に
よるメンテナンスが必要となる場合もあれば、
10年を過ぎてもまだ屋根塗装によるメンテナンス
が必要ない(しばらくは様子見でも問題ない)
場合もあります。
屋根塗装によるメンテナンスが必要な時期を
迎えているかどうかは、最終的に、屋根に生
じている劣化症状で見極めます。屋根の劣化
が進行して、2-4のような劣化症状が見ら
れる場合は、屋根塗装によるメンテナンスが
必要な時期を迎えている可能性大です。
2-4.屋根の劣化が進行している場合、塗装が必要な時期を迎えている可能性大
屋根に下記のような劣化症状が見られる場合
屋根塗装によるメンテナンスが必要な時期を
迎えている可能性が高いです。
※屋根は時間の経過とともに少しずつ劣化し
様々な劣化症状が生じます。一定以上、劣化
が進行すると、下記のような劣化症状が見ら
れるようになります。
※基本的に、粘土瓦(ゆう薬瓦・いぶし瓦)
以外の屋根は、塗装によるメンテナンスが必要です。
■屋根塗装によるメンテナンスが必要な劣化症状例
🔵ひび割れ
🔵色あせ・変退色
🔵藻・コケの発生
🔵塗膜の膨れ・塗膜のはがれ(剥離)
🔵欠け・欠損
🔵反り
🔵白華現象(エフロレッセンス)※白く汚れている部分
※上記はあくまで一例です。
※劣化症状や劣化の進行具合等によっては
屋根塗装にプラスして補修工事等が必要な
場合もあります。※劣化の進行具合が軽度
の場合、屋根塗装ではなく部分補修で十分
にメンテナンスできる場合もあります。
※屋根の劣化が大きく進行している場合に
は、屋根塗装ではなく
「葺き替え」
「カバー工法(重ね葺き)」
などの方法で、屋根のメンテナンスをする
必要があります。
屋根の劣化症状を確認するために、屋根の上に
あがったり、外壁にかけるなどしただけの不安定
な脚立にのぼったりするのはやめてください。
屋根の劣化症状の確認は、ベランダ・窓・坂の
上など、安全な場所から行ないましょう。
3.屋根塗装は必要ない or 屋根塗装が必要|迷った場合の対処法
3-1.最終判断はプロに任せる
一般の方の場合、どうしても、
・屋根の種類を見誤る
・屋根の劣化の症状や進行具合を見誤る
などして、“屋根塗装は必要ない or 屋根塗装
が必要”の見極めを間違う可能性があります。
そのため、上記でお伝えした情報も参考に
「屋根塗装が必要ないのか、必要なのか」
の最終判断は、プロに任せるのが賢明です。
多くの塗装業者が、
「屋根塗装が必要ないのか、必要なのか」など
を見極める「診断」サービスを実施しています。
「屋根塗装が必要ないのか、必要なのか」の見極め
には診断サービスを活用するのがオススメです。
●塗装業者による「診断」サービスとは?
「診断」サービスとは、塗装業者がお住まいの
屋根、屋根の劣化症状・劣化の進行具合などを確認し、
・塗装によるメンテナンスが必要な屋根かどうか
(粘土瓦か、その他の種類の屋根か)
・塗装によるメンテナンスが必要なタイミングかどうか
(すぐに屋根塗装が必要か、しばらくは様子見でも問題ないか)
・屋根塗装以外のメンテナンスが必要か
などを診断するものです。
※塗装業者の多くが、診断後に、屋根塗装の
見積額(場合によっては屋根塗装以外のメン
テナンスにかかる見積額)も提示します。
※塗装業者の多くが、屋根だけでなく、
外壁・付帯部もあわせて診断します。
プロタイムズでは無料で屋根の診断を行なっています!
「屋根に劣化が生じているような気がする」
「そろそろ築10年を迎えるので念のため確認してもらいたい」
「早めに“屋根塗装が必要 or 必要ない”を明らかにしておきたい」
など、屋根や屋根塗装について気になることがある方は
お気軽にお問い合わせください。
※「診断を受けたら、強く屋根塗装を勧められるのでは?」
と思われる方もいるのですが、そんなことはありません。
ご安心ください。プロタイムズでは、屋根塗装が必要ない
場合には、必要ない旨をきちんとお伝えしています。
また、診断後に
「しばらくは様子見をしたい」
「屋根塗装は見送る」
といった結論を出されても問題ありません。
3-2.【補足】屋根塗装が必要な場合|必要な時期に塗装をしないとどうなる?
基本的に、粘土瓦(ゆう薬瓦・いぶし瓦)
以外の屋根は塗装によるメンテナンスが
必要ですが、塗装によるメンテナンスが
必要な時期に、屋根塗装をしなかった場合
・屋根が早々にダメになる
・雨漏りが発生する
・カビ・シロアリが発生する
などのリスクが生じます。なぜ上記のような
リスクが生じるのか、詳しく解説をすると…
屋根は時間の経過とともに劣化が進行し、
2-4でお伝えしたような劣化症状が見られ
るようになります。この劣化症状を放置し続
けると、劣化の生じている箇所から次第に雨水
が浸入しするように。雨水が浸み込んだ屋根は
腐食が進むなどして、早々にダメになる
可能性大です。そして、屋根に浸み込んだ雨水
が、さらに屋根の下にまで浸入するような
ことになれば、雨漏りが発生するリスクも。
多くの屋根の下にはルーフィング(防水シート)
があるため、雨水が浸入したからといってすぐに
雨漏りが発生することはありませんが、
劣化の生じている箇所から雨漏りが浸入し続ければ
いずれは雨漏りが発生する可能性は十分あります。
また、雨水の浸入を放置し続ければ
カビやシロアリの発生リスクも高まります。
必要な時期に屋根塗装によるメンテナンスをしな
かった場合には、費用面でのデメリットもあります。
屋根の劣化が大きく進行し、屋根材がダメになる
屋根の下の防水シートが傷む・屋根の下の野地板
が腐食するなどすると、もはや屋根塗装では十分
にメンテナンスができないため、
葺き替え・カバー工法(重ね葺き)
などのより大がかりなメンテナンスが必要となります。
一般的に葺き替え・カバー工法(重ね葺き)
などの費用は、屋根塗装よりも高額です。
つまり、屋根の劣化症状を放置し続け屋根塗装で
メンテナンスができる時期を過ぎると、
より高額なメンテナンス費用がかかって
しまうことになるのです。
4.屋根のメンテナンスにかかる費用相場
4-1.屋根塗装にかかる費用相場
屋根塗装にかかる費用相場は、下記のとおりです。
屋根塗装:40~60万円
(一般的な2階建住宅の場合・塗装面積50㎡~80㎡)
(足場費用込)
※上記はあくまで相場価格です。
※実際の屋根塗装の費用は、屋根の広さ(塗装面積)
・屋根の劣化の症状や進行具合・選ぶ塗料製品・
依頼する塗装業者などによって異なります。
そのため、場合によっては、実際の屋根塗装の費用
が上記の費用相場と大きく異なることもあります。
※屋根とあわせて外壁や付帯部
(雨樋・軒天・幕板 ほか)を塗装する場合には
+αで外壁塗装や付帯部塗装の費用がかかります。
※屋根塗装をする場合には、同時に外壁塗装を
するのがオススメです。
4-2.【参考】屋根の葺き替え・カバー工法(重ね葺き)にかかる費用相場
屋根の葺き替え・カバー工法(重ね葺き)にかかる
費用相場は、下記のとおりです。
屋根の葺き替え:100万円~
屋根のカバー工法(重ね葺き):80万円~
(足場費用込)
※上記はあくまで相場価格です。
※実際の葺き替え・カバー工法(重ね葺き)
の費用は、屋根の広さ・屋根の劣化の症状
や進行具合・選ぶ屋根製品・依頼する業者
などによって異なります。そのため、場合
によっては、実際の葺き替え・カバー工法
(重ね葺き)費用が、上記の費用相場と
大きく異なることもあります。
※2006年以前に建てられた住宅の屋根
(スレート屋根・セメント瓦等)には、
アスベストが含まれている可能性があります。
アスベストを含む屋根の葺き替えをする場合
廃材処理費等に高額な費用がかかることがあります。
4-3.【参考】屋根の部分補修にかかる費用相場
屋根の部分補修にかかる費用相場は
下記のとおりです。
屋根の部分補修:数万円~
(足場の設置が必要な場合は、
※劣化症状や劣化の進行具合、
劣化箇所の数などによって
費用は大きく変動します。
まとめ
“屋根塗装は必要ない”というのが、
事実なのか or 間違いなのかというと…
事実、屋根の種類によっては、屋根塗装
が必要ない場合もあります。また、屋根
の劣化の進行具合によっては、
・もう屋根塗装は必要ない
・今はまだ屋根塗装によるメンテナンスが必要ない
という場合もあります。“屋根塗装が必要
ないのか、必要なのか”の最終判断は、
プロに任せるのが賢明です。
※多くの塗装業者が
「屋根塗装が必要ないのか、必要なのか」
などを見極める「診断(現場調査・現調・点検)」
サービスを実施しています。
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