栃木市の外壁塗装・屋根塗装ならプロタイムズとちぎ店へ!

スタッフブログ

ALC外壁のシーリングはなぜ大切?劣化サインとメンテナンス方法を徹底解説

栃木市・佐野市皆様こんにちは!

地域密着の屋根・外壁塗装専門店

プロタイムズとちぎ店です!

いつもブログをお読みいただき

誠にありがとうございます!

今回のブログを執筆させていただく

外装劣化診断士の高橋です!☺ 

外壁塗装シーズン真っただ中、おかげさまで多くの塗装依頼をいただきまして、ありがとうございます。そんな中、最近お問い合わせで増えているのが、ALC外壁のメンテナンス方法についてです。

本日はALC外壁材のメンテナンスについてご紹介します。

はじめに

外壁の目地(つなぎ目)にヒビや隙間が見えていませんか?
ALC外壁(軽量気泡コンクリート)は、断熱性・耐火性に優れた人気の高い外壁材ですが、シーリングが劣化すると防水性能が低下し、雨漏りの原因になります。

この記事では、ALC外壁のシーリングが果たす役割から、劣化のサイン・メンテナンスのタイミング・増し打ち工法の流れと費用相場まで、わかりやすく解説します。
「うちもそろそろ外壁のメンテナンス時期かも?」という方は、ぜひ参考にしてください。


1. ALC外壁とは?まずは基本を知ろう

ALCとは「Autoclaved Lightweight Concrete(軽量気泡コンクリート)」の略で、内部に気泡を含んだ軽量のコンクリートパネルです。

主な特徴は次のとおりです:

  • 断熱性・遮音性・耐火性に優れる

  • 軽量で建物への負担が少ない

  • 加工しやすく、デザインの自由度が高い

ただし、ALCは吸水性が高いという弱点があります。そのため、パネル同士のつなぎ目には必ずシーリング(コーキング)材を充填して、防水層を形成しています。
つまり、ALC外壁では「シーリング=防水の要」といえるのです。


2. シーリングの役割とは?

ALCパネルの目地に施工されるシーリングは、次のような役割を果たします。

  • 雨水の侵入を防ぐ防水層

  • 温度変化や地震による外壁の動きを吸収するクッション材

  • 外壁材同士の緩衝材として、ひび割れを防止

このシーリングが劣化すると、隙間から雨水が入り込み、内部の鉄筋が錆びたり、パネル自体が膨張・凍害を起こすことがあります。
見た目の問題だけでなく、建物の耐久性を守るためにも、定期的な点検・補修が欠かせません。


3. シーリング劣化のサインを見逃さない

ALC外壁のシーリングは、紫外線や温度差によって少しずつ劣化します。
放置すると、外壁や内部構造の劣化を早める原因になるため、以下のサインをチェックしてみましょう。

  • ✅ シーリングに細かいヒビ(クラック)が入っている

  • ✅ シーリングが縮んで隙間ができている

  • ✅ 外壁との間に剥がれ(浮き)がある

  • ✅ 色が黒ずんだり、粉っぽくなっている

これらの症状が見られたら、シーリング材の寿命が近いサインです。
特にALC外壁は防水層が命のため、早めの補修が重要です。


4. ALC外壁におすすめの「増し打ち工法」とは?

シーリング工事には「打ち替え工法」と「増し打ち工法」の2種類があります。
ALC外壁では、既存シーリングの状態が良好な場合は増し打ち工法が有効です。

🔸増し打ち工法とは

既存のシーリングを撤去せず、その上から新しいシーリング材を重ねて充填する方法です。
既存シーリングがまだ弾力を保っていれば、密着性を確保しつつ防水性能を復活させることができます。

🔸増し打ち工法のメリット

  • 工期が短く、費用を抑えられる

  • 外壁へのダメージが少ない(撤去による破損リスクなし)

  • 塗装と同時施工がしやすい

🔸注意点

  • 劣化が進みすぎたシーリングには不向き

  • 密着不良を防ぐため、が重要

そのため、現地調査で「どの範囲が増し打ちできるか」「どの目地は打ち替えが必要か」を見極めることが大切です。


5. シーリング工事(増し打ち)の流れ

ALC外壁のシーリング増し打ち工事は、以下の手順で進めます。

  1. 現地調査・打診
     既存シーリングの状態・硬化具合を確認。劣化が軽度かどうかを判断します。

  2. 清掃・養生
     目地周辺を清掃し、外壁を傷つけないよう養生テープを貼ります。

  3. プライマー塗布
     既存シーリングと新しい材料の密着を高めるため、専用プライマーを丁寧に塗布。

  4. シーリング充填
     増し打ち用のシーリング材を目地に充填し、空気が入らないようヘラで均一に仕上げます。

  5. 乾燥・仕上げ
     完全に硬化したらテープを剥がし、表面を整えて完了。必要に応じて上から塗装を行います。

ポイントは、「ただ上から塗る」のではなく、下地処理と密着工程を丁寧に行うことです。
これにより、増し打ちでも高い耐久性を確保できます。

6. ALC外壁シーリング(増し打ち工法)の費用相場

費用の目安は以下の通りです。

内容 単価(m単価) 備考
シーリング増し打ち 約500〜800円/m ALC外壁の一般的な相場
足場代 約600〜800円/㎡ 塗装と共用可
合計目安 約12〜20万円(30坪程度) 目地の長さ・建物形状で変動

※劣化が進行している箇所は部分的に打ち替えを行うケースもあります。
増し打ちだけで全てをカバーできるかどうかは、現地診断での確認が重要です。


7. よくある質問Q&A

Q1:ALC外壁はシーリング無しで塗装しても大丈夫?
→ シーリングの劣化状況にもよりますが、基本的にはシーリングは必要です。確かに下塗り材で厚みが付くので、塗装したばかりの時は問題ないように見えます。しかし、数年もすればひび割れが発生します! 数年に一度定期的に塗り替えを行うのであればシーリング無しでの塗装も良いかもしれませんが、一般住宅でそうそう頻繁に塗装工事はできないですよね。

Q2:塗装と一緒にやるメリットは?
→ 足場代の節約に加え、シーリングの上から塗装を行うことで紫外線劣化を防ぎ、耐久性がアップします。

Q3:DIYでできる?
→ 市販のシーリング剤で一時的な補修は可能ですが、増し打ちの密着管理はプロの技術が必要です。専門業者に依頼するのが安心です。


8. まとめ:ALC外壁のシーリングは「防水の命綱」

ALC外壁は高性能な外壁材ですが、シーリングが劣化するとその性能が発揮できません。
早めの点検と適切な増し打ち工事で、外壁の寿命を大きく延ばすことができます。

見た目がきれいでも、シーリングの劣化は内部から進行していることがあります。
10年に一度は専門業者による診断をおすすめします。


🏠 外壁のひび・シーリングの隙間が気になったら

「うちのALC外壁、そろそろメンテナンスが必要かも?」と感じたら、
👉 プロタイムズとちぎ店にお気軽にご相談ください。

ドローンによる無料外壁診断で、シーリングの劣化状況を正確にチェックいたします。
状態に合わせて、「増し打ち」「部分打ち替え」など最適なご提案をいたします。

 

外壁・屋根塗り替え お問い合わせはこちら! 

「一度問い合わせたら、その後しつこく連絡が来るようになるんじゃない…?」そのようなご心配は一切ありません!無理な勧誘・契約など一切行ないませんので、どうぞ安心してお問い合わせください。塗装を検討されている方、塗装に関して質問や気になることがある方は、是非お気軽にプロタイムズとちぎ店㈱とちのき塗装テックにお問い合わせくださいませ。

完全無料の診断調査・御見積依頼承ります。

日中お忙しい方、メールでのやり取りも可能です。

24時間受付可能!カンタン1分でお申込みができます。

 

ショールームの来店予約はこちら!

実際にお話をお聞きしたい方は是非ショールームまでご来店ください!ショールームの来店予約はコチラ↓↓

※下記バナーをクリックいただくと予約フォームが開きます。

 

LINEのお友達登録を募集中!

プロタイムズとちぎ店ではLINEのお友達登録を募集しています!登録はこちらのQRコードからご登録ください。 ご登録いただくと、ホームページのフォームからではなくLINEから来店予約やお問合せが出来ます♪スマートホンお使いの方、公式LINEもございます!お友達登録の後、ぜひお問い合わせにご活用ください♪

 

施工事例はこちら!

おかげさまで創業97年施工実績18,800件超!塗装工事完成工事高 福島県内11年連続No.1!(福島建設工業新聞調べ)工事の管理も安心してお任せいただけます。

 

店舗・ショールームはこちら!

■栃木市街方面 ⇨ 岩舟・藤岡方面 の場合富田バイパス(栃木県道11号)「カインズモール大平」さんの交差点から約500m先左手、道路沿いにあります。大きな看板が目印です!

※元auショップ様跡地、ウィーカーズ様の手前になります

 

 

代表佐藤が動画で熱く語る!

YouTubeにて動画を公開中!ぜひチェックしてみてください。

弊社代表が会社を熱く紹介しております!!

 

プロタイムズいわき店

 

 

ブログ執筆者

高橋 美佐樹の写真

株式会社とちのき塗装テック 支店長

高橋 美佐樹

2級建築施工管理技士  外装劣化診断士  防火管理者

人気記事

お問い合わせ
  • ショールーム来店予約
  • お問い合わせ・見積もり
to top