スタッフブログ
1〜2月の塗装は避けるべき?プロが教える“冬塗装の真実”
2025年12月02日(火)
栃木市・佐野市の皆様こんにちは!
いつもブログをお読みいただき
誠にありがとうございます!
今回のブログを執筆させていただく
外装劣化診断士の服部です!☺
「冬は寒いから塗装できない」「仕上がりが悪くなる」──そんな声を聞いたことはありませんか?
実はこの“冬塗装=NG”というイメージ、半分は誤解なんです。
塗装・防水工事の現場を数多く経験してきたプロの視点から、1〜2月の塗装のリアルなメリット・デメリット、注意点、そして上手に進めるコツをお伝えします。
■ 冬でも塗装は「できる」!その根拠とは?
まず結論から言えば、冬でも塗装工事は問題なくできます。
塗料メーカーが定める施工条件(気温5℃以上、湿度85%以下)を守れば、冬でも十分に品質は確保可能です。(県南はほとんど施工可能!)
● 冬施工が増えている理由
冬は天候が安定しやすく雨が少ないため、意外にも「工程の遅延が少ない」時期でもあります。
特に関東〜栃木エリアでは、晴天率が高く乾燥した気候が続くため、塗装環境としては悪くないのです。

■ 冬塗装の3つのメリット
① 工期がスムーズに進みやすい
梅雨や秋雨の時期と比べ、冬は雨が少なく、日程のズレがほとんどありません。
お客様の「思ったより早く終わった!」という声もよくあります。
職人の段取りも立てやすく、施工管理がしやすい季節です。
② 予約が取りやすく、費用面もお得になることも
塗装業界は3〜5月、9〜10月が繁忙期。
一方、1〜2月は閑散期になるため、スケジュールに余裕があり、
「早期予約特典」や「冬期割引」などを設けている会社もあります。
同じ品質でも、時期をズラすだけで費用を抑えられるのは、冬塗装の大きな魅力です。
③ 春のスタートを気持ちよく迎えられる
冬の間に外壁や屋根をきれいに仕上げておけば、
春先の入学・転勤シーズンに合わせて、**“新生活を迎える準備が整う”**というお客様も多いです。
また、外壁の防水性能を高めておくことで、梅雨時の雨漏り対策にもなるため、実は先行投資としても理にかなっています。
■ 注意すべき3つのポイント(プロの視点から)
① 朝晩の気温差に注意
冬は昼と夜の温度差が激しく、夜間に結露が発生しやすくなります。
乾燥前に湿気が付着すると、塗膜の密着不良(フクレ・剥がれ)の原因になります。
👉 対策:
朝露が乾く9〜10時以降に作業を開始し、15時ごろには塗り終えるよう調整します。
職人の経験と現場判断がとても重要です。
② 乾燥時間を確実に確保する
気温が低いと、塗料の乾燥スピードが遅くなります。
特に2回目・3回目の上塗りを急ぐと、塗膜内部が未硬化のまま残ることがあります。
👉 対策:
メーカー指定の「塗り重ね乾燥時間」を必ず守ること。
③ 塗料・防水材の保管環境
現場では、塗料の保管温度も品質に影響します。
極端に寒い場所(車内や屋外)に放置すると、粘度が上がり塗りムラの原因に。
👉 対策:
屋内の5〜20℃程度の環境で保管する。
施工前にしっかり撹拌して、粘度を均一にすることが大切です。
■ 実際に冬施工を行った事例(栃木県内)
【事例①】工場屋根の遮熱フッ素塗装(足利市)
1月施工/最高気温9℃・最低−2℃
晴天が続き、予定より2日早く完工。
塗料はアステック「スーパーシャネツサーモF」を採用。
温度管理を徹底し、光沢・耐久ともに非常に良好な仕上がりでした。

【事例②】住宅外壁のシリコン塗装(栃木市)
2月上旬施工/日中気温6〜10℃
低温硬化型の「超低汚染プラチナリファインSi」を使用。
作業開始を10時以降にずらし、1日2工程で安定した品質を実現。
春の仕上がりと変わらない艶・耐候性を確保。

■ 冬に塗装をするなら、こんな会社を選ぶべき
1〜2月施工を成功させる鍵は、「冬の管理経験がある施工店を選ぶこと」。
安いだけの業者では、気温や湿度の判断を誤るケースがあります。
信頼できる業者は、
-
現場温湿度の条件を把握して管理している。
-
メーカー仕様書を遵守している
-
現場管理アプリも使用しデジタルでも現場管理している。
■ まとめ:冬塗装=“避ける”ではなく“選べる”時代へ
| よくある誤解 | 実際のところ |
|---|---|
| 冬は塗装できない | 気温5℃以上なら問題なし |
| 仕上がりが悪くなる | 正しい管理で品質は保てる |
| 工期が延びる | むしろ晴天率が高くスムーズ |
| 割高になる | 閑散期割引でむしろお得 |
つまり、冬塗装は“避けるべき”ではなく、“選び方次第でお得に・高品質にできる”季節です。
春の混雑を避け、スケジュールに余裕を持って計画できるのは、賢い選択といえます。

■ 冬塗装を検討中の方へ
とちのき塗装テックでは、冬期でも安心して施工できるよう、
-
各店に必ず施工管理技士を配置
-
気温・湿度の管理体制
-
安全・品質チェック体制
を徹底しています。
「冬でも本当に大丈夫?」という方は、
一度お問い合わせください!専門スタッフが丁寧にご対応させていただきます!
🏁 最後に
塗装は「季節」よりも「管理」が命です。
冬を上手に活かせば、品質もコストも大きく差が出ます。
この冬、あなたのお家や工場も“春先に備える賢い塗装”を始めてみませんか?
現場の状況に合わせてしっかりと施工の計画修正を行い、いい工事をご提供させていただきます。

外壁・屋根塗り替え お問い合わせはこちら!
「一度問い合わせたら、その後しつこく連絡が来るようになるんじゃない…?」そのようなご心配は一切ありません!無理な勧誘・契約など一切行ないませんので、どうぞ安心してお問い合わせください。塗装を検討されている方、塗装に関して質問や気になることがある方は、是非お気軽にプロタイムズとちぎ店㈱とちのき塗装テックにお問い合わせくださいませ。
完全無料の診断調査・御見積依頼承ります。
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ブログ執筆者

株式会社とちのき塗装テック 営業/施工管理
服部 公基
保有資格:外装劣化診断士 2級建築施工管理技士 石綿作業主任者 石綿含有建材調査者
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